日本機械学會論文集
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梁における撓及び傾斜の数学的構造論
長元 龜久男
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1940 年 6 巻 22-1 号 p. 1-6

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抄録
梁における撓及び傾斜は彈性限内に於ては重ね合せの法則が成立する故荷重がχの函数として與へられさへすれば、梁における任意点の撓及び傾斜は彈性微分方程式によらず1箇の集中荷重をもつ梁の任意点の撓及び傾斜式を積分することに依て容易に求め得る。而してその結果式を幾何学的に考察してみれば、一つの規則正しい容積体として表はされるものである。
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