著者所属:東北大学工学部 ブリヂストンタイヤ会社
1979 年 45 巻 394 号 p. 559-566
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伸びの異なる2種類の金属繊維を用いて,エポキシ樹脂を強化した複合材料を試作し,その常温クリープ挙動を調べた.その結果,伸びの小さいタングステン繊維を含む複合材料は,みかけ上遷移,定常,加速クリープを示し,繊維,母材ともに破断したが,体積率の小さな試験片ではタングステン繊維にマルチプルネッキングが生じた.一方,伸び大きいステンレス繊維を含む複合材料は,対数クリープだけを示し,この傾向は高体積率,低応力になるほど著しく,また,クリープ破断は母材だけでおこり,繊維は母材から引き抜けた.
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