腐食表面の三次元的不規則性のスペクトル解析による評価 : Filtered Poisson processによる腐食形態のモデル化と解析方法の構成
1983 年 49 巻 439 号 p. 331-340
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1983 年 49 巻 439 号 p. 331-340
本研究は,腐食材表面の凹凸を空間確率過程とみなしスペクトル解析により統一的な観点から腐食の評価を行おうとするものであり,新たに腐食の数理モデルとして広義のピットを形状関数とする二次元のFiltered Poisson Processモデルを提案した.本モデルに基づけば,自己相関関数などが解析的に導かれ,また形状関数のくふういかんでいかなる腐食性状をも表現できる可能性のあることを示した.
