著者所属:三菱電機会社中央研究所
1981 年 47 巻 424 号 p. 2243-2252
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一様かつ低乱れの流れに置かれた翼からの線スペクトル的な周期性騒音を実験的に追求した. その周波数は翼圧力面の層流境界層の線形不安定波の周波数と一致する. 従って境界層に置いたトリップワイヤが圧力面境界層を乱せば周期性騒音は消滅する. 翼負圧面には層流はく離バブルとその後に流速乱れの増減が見られる. この騒音の発生機構として, フィードバックループ形成による自励発振機構が考案されたが, 現象のすべては説明できない.
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