日本機械学会論文集 B編
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Print ISSN : 0387-5016
超音速空気エゼクタの研究 : 第2報,スロート面積比が作動特性に及ぼす影響
松尾 一泰笹口 健吾清時 芳久望月 博昭
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1982 年 48 巻 428 号 p. 648-655

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抄録

エゼクタのスロート面積比が作動特性に及ぼす影響を二次流量がある場合について実験的に調べた.その結果作動特性はスロート面積比と一次圧力によって五つのパターンに分類され,最小の一次圧力で最大の二次流量及び最高の真空性能が得られる最適スロート面積比が存在することを示した.この最適スロート面積比は前報の二次流量がない場合のそれに比べかなり大きい.その理由を内部流動の観察に基づいて明らかにした.

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© 社団法人日本機械学会
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