日本機械学会論文集 B編
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副室付定容燃焼室内の燃焼に関する研究 : 主室ガスの着火機構
若井 和憲志水 昭史夫馬 裕昌平田 敏夫谷口 博
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1985 年 51 巻 465 号 p. 1600-1609

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抄録

副室付定容燃焼室で希薄混合気を速く燃すためには強い噴流がよいと考えられるが,項口を小さくしすぎると主室に火炎が入ってもすぐには燃焼を開始しなくなる.そこでまず燃焼期間を六つに区分し,噴口径と燃焼期間の関係を調べ,さらにそれらと関連して主宴の着火過程を三つに分類した.それらの着火過程は,副室からの噴流または副室へ逆流したガスの着火による再噴出ガスによる火炎核,高温既燃ガスによることがわかった.

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© 社団法人日本機械学会
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