日本機械学会論文集 B編
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環状予混合火炎の噴流と再循環領域との間の物質交換に関する研究 : 滞留時間の測定
牧 博司鈴木 康一
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1985 年 51 巻 470 号 p. 3208-3214

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抄録

家庭用プロパンを燃料とする環状予混合火炎の再循環領域に NaCl 粉末を注入し,その滞留時間を測定し,非燃焼の場合と比較検討を行った。燃焼時の滞留時間は,同一ガス出口流束において,非燃焼時より小さいが,ガス出口流速の増加に伴い,その差は小さくなり,数十m/s 以上で同じ値になり,一定となる。物質交換速度も同様に,ガス出口流速が数十m/s以上で,燃焼,非燃焼にかかわらず,同じ一定の値となることが予想される。

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