日本機械学会論文集 C編
Online ISSN : 1884-8354
Print ISSN : 0387-5024
オイルダンパの基誰的研究 : 第1報,定常流として解析した場合
関口 久美浅見 敏彦
著者情報
ジャーナル フリー

1981 年 47 巻 423 号 p. 1476-1483

詳細
抄録

本研究は、シリンダとピストンの円環すきまを油の通路として利用するオイルダンパについて、油の流れを定常層流として解析した場合のダンパの減衰係数の理論式を導き、実験値と比較している。その結果、本論理式は定常層流という仮定により、その適用範囲が制限されているものの、比較的簡単な式で精度良く減衰係数が計算できることがわかり、十分実用になることが明らかになった。

著者関連情報
© 社団法人日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top