抄録
本報告では、大阪府豊中市を対象として、公民連携による「ものづくり企業」の持続的な発展に向けた取組みについて把握した。産業振興施策と都市計画の連携では、2018 年1 月に『企業立地促進計画』が策定された。ついで、2019 年1 月に『立地適正化計画』が策定され、「産業誘導区域」が設定された。「産業誘導区域」の一部については、都市計画の特別用途地区として「工業保全地区」が2022 年4 月と2023 年4 月に設定され、より住工分離を明確化し、「ものづくり企業」の操業が安定して行えるエリアが設定され、そこに支援策を行えるようにしてきている。また、「ものづくり企業」自身の取組みとしては、2023 年から市内の小学生を対象とした「とよなかオープンファクトリー」が開催されるようになった。今後の将来を担う子ども達と接す
る機会を設け、企業活動の様子を知ってもらう努力をしている。このように豊中市では、公民連携による「ものづくり企業」の持続的な発展に向けた取組みが進められている。