フラン型キノジメタンの発生とその環化付加反応

伊藤 聡史; 糸井 紀人; 佐野 寛

doi:10.11494/kisoyuki.2009.0.353.0

第20回基礎有機化学討論会（第39回構造有機化学討論会・第59回有機反応化学討論会）

セッションID: 3P77

DOI https://doi.org/10.11494/kisoyuki.2009.0.353.0

会議情報

主催: 基礎有機化学討論会組織委員会

共催: 日本化学会, 群馬大学大学院工学研究科ケイ素科学国際教育研究センター

ポスター発表（３日目）

フラン型キノジメタンの発生とその環化付加反応

*伊藤聡史, 糸井紀人, 佐野寛

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キーワード: キノジメタン, フラン, 環化付加, ジエノフィル

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抄録

オルトキノジメタンはオレフィン類と容易に環化付加することから縮合多環合成にしばしば用いられる反応性中間体であるが，ここでフラン型のキノジメタンを発生させることが出来れば，ヘテロ縮合環合成に有用になるものと考えられる．本研究ではフランの2位，3位にそれぞれトリメチルシリルメチル基，イミノ基を有する化合物が目的とするフラン型キノジメタンの前駆体として効果的に働くことを見いだした．

責任著者(Corresponding author)

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