基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
第37回構造有機化学討論会
セッションID: 2C-09
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口頭発表
ポルフィリン誘導体のSTM観察
*竹内 正之池田 朋宏新海 征治田中 裕行川合 知二
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抄録

走査型プローブ顕微鏡を用いた実空間可視化・分光手法は、ナノテクノロジーやナノバイオロジーなど様々な研究分野において重要である。我々は、加熱蒸着できない分子の蒸着手法としてパルス噴霧法を開発することにより、DNAやポルフィリンなどの巨大分子の高分解能可視化および1分子分光を行ってきた。今回、界面に2次元結晶を形成することで知られているダブルデッカーポルフィリン錯体およびトリプルデッカーポルフィリン錯体のSTMによる高分解能STM可視化および分光を行ったので報告する。

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© 2007 第37回構造有機化学討論会 事務局
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