北日本病害虫研究会報
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葉いもち全般発生開始期の簡易確認調査法の検討
福田 秀樹渡部 謙新山 徳光工藤 三之中村 智幸
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2013 年 2013 巻 64 号 p. 15-20

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抄録

発生予察事業における,葉いもちの広域全般発生開始期調査を簡便に実施できる手法の検討を行った.感受性品種に接種して行う病斑増加状況調査方法を行い全般発生開始期の調査時期を決定し,水田内に放置されている補植用余り苗で発病を事前に確認したほ場の畦畔から葉いもちの発生状況を観察することにより,おおむね全般発生開始期を判定することができ,調査地点,調査単位数の削減や総調査時間の短縮を図ることが可能と判断された.

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© 2013 北日本病害虫研究会
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