2016 年 2016 巻 67 号 p. 36-40
2015 年,秋田県でイネいもち病(Pyricularia oryzae)防除薬剤として普及しているQoI 剤(オリサストロビン剤)に対する耐性いもち病菌が確認された.そこで,今後の薬剤耐性菌発生リスク管理の参考とする目的で,QoI 剤耐性菌が発生したほ場において使用された種子と病害防除薬剤に関するアンケート調査等を実施した.その結果から,県外産種子の使用,自家採種種子の使用,QoI 剤の連用,周辺ほ場からの伝染を発生要因として推定した.また,これら発生要因の組み合わせにより,耐性菌発生圃場を4 パターンに類別した.