宮城県農業・園芸総合研究所
小泉製麻株式会社
2018 年 2018 巻 69 号 p. 159-163
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タマネギの重要害虫であるネギアザミウマに対して,紫外線域を含む全領域の波長に対して高い反射率を示す光反射シートの通路内設置による密度抑制効果を検討した.光反射シートはネギアザミウマ成虫のタマネギへの寄生を抑制し,その結果,幼虫の寄生も抑制された.本種初発生前から光反射シートを設置することにより,化学合成農薬無散布でも十分な収穫物を確保することが可能であった.また,光反射シートの通路設置により,タマネギの鱗茎肥大が促進される傾向も認められた.
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