北海道立北見農業試験場
1985 年 1985 巻 36 号 p. 106-109
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北海道北部の草地に多発したギンムジハマキの観察および飼育から, 本種は年1化, 1齢幼虫越冬である事がわかった。越冬幼虫は早春からマメ科牧草やキク科野草などを食害し, 5齢を経て6月中旬頃蛹化する。成虫は7月上旬頃に見られ, イネ科, マメ科牧草などの葉面に産卵するようである。7月上旬, 草地の刈取り作業の際の成虫の飛翔行動などから, その産卵環境を推測した。
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