マリーゴールドの間作によるキュウリのサツマイモネコブセンチュウ防除

抄録

施設キュウリのサツマイモネコブセンチュウに対してマリπ ゴールド (品種キューピッドオレンジ) の間作による線虫密度抑制効果を検討した。7月29日にマリーゴールドを30cm×30cm, 5列に定植し, 8月19日に中央列を抜取りキュウリを定植したところ, 土壌中の線虫密度抑制効果が認められ, 収穫期におけるキュウリ根の被害程度も薬剤処理区並みであった。線虫密度抑制効果の持続性も処理6ヵ月後にみたところ, 薬剤処理区並みの効果であった。