青森県農業試験場
2000 年 2000 巻 51 号 p. 158-161
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アカヒゲホソミドリカスミカメの発生の増減と気象の関係を検討した結果, 高温が多発を引き起こし, 少雨が助長したものと考えられた。1999年には青森県内で広域に斑点米が多発したが, 被害が割籾に集中したこと, 玄米の被害部位が鉤合部に多かったことからカスミカメムシ類, 特に発生が多かったアカヒゲホソミドリカスミカメによる加害と推定された。主な加害時期は水稲の登熟中・後期に当たる8月後半以降で, 加害世代は第2世代であると考えられた。
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