北海道病害虫防除所
北海道立中央農業試験場
北海道立北見農業試験場
2000 年 2000 巻 51 号 p. 83-86
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迅速免疫ろ紙検定法 (RIPA法) によるジャガイモYウイルスえそ系統 (PVY-T) のジャガイモからの実用的検出手法を検討した。その結果, 中位葉の複葉内の先端の小葉の葉身基部を検定部位として用いることにより, 着蕾5日後-開花2週間後までの約3週間, 高い検出率を得られることが判明した。本法は迅速にPVY-Tの診断が可能であるため, ジャガイモ採種圃場における病株の抜き取り作業に利用できる。
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