日本航空宇宙学会誌
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特集 低ソニックブーム設計概念実証プロジェクト第2フェーズ飛行試験(D-SEND#2) 第6回
D-SEND#2構造設計・評価
高戸谷 健平野 義鎭矢野 克彦秋葉 公三郎
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キーワード: SST, Flight Test, UAV, Structure Design
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2016 年 64 巻 9 号 p. 269-274

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抄録

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の低ソニックブーム設計概念を実証するためのD-SENDプロジェクトでは,低ブーム設計概念を適用して設計・開発した試験機を成層圏気球から落下,飛行させて低ブーム設計概念を実証する第2フェーズ(D-SEND#2)試験を2015年7月24日に実施した.特集の第6回として,本稿ではD-SEND#2機体システムの開発のうち,構造設計・地上試験と飛行試験結果を受けて構造設計を検証した結果を述べる.JAXAが蓄積してきた無人機の技術と富士重工業株式会社(FHI)の無人機設計/製造技術が実を結び,構造設計の妥当性が確認できた.

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© 2016 一般社団法人 日本航空宇宙学会
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