日本航空宇宙学会誌
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連載 航空宇宙関連学校の紹介 第24回
解説 第69回 宇宙科学技術連合講演会オーガナイズドセッション報告
  • 矢野 亮太, 三好 弘晃, 小笠原 宏, 小山 浩, 永崎 将利, 久保 諒太, 鈴木 遊哉
    2026 年74 巻7 号 p. 209-214
    発行日: 2026/07/05
    公開日: 2026/07/05
    ジャーナル 認証あり

    本稿は,令和7年11月26,27日に開催された第69回 宇宙科学技術連合講演会(宇科連)オーガナイズドセッション(OS)「世界と戦うための宇宙業界の有機的連携に向けて」について,解説するものである.筆者たちは,諸外国のカンファレンスや学会に参加する中で,産・官・学の関係者が組織の立場を離れて,闊達な意見を交わす姿を見て,本邦でも同様の場を創出する必要を感じるに至った.筆者たちは,この問題意識のもと,第67回 宇宙科学技術連合講演会から3年連続でOS を開催してきた.3年目となる今年は,4つのセッションを設けた.まず海外政策の概観を紹介し,次にまだ注目されていない萌芽技術の紹介,ニーズとシーズの協創のあり方を議論し,最後に産・官・学(金融業界も含む)の関係者によるパネルディスカッションを実施した.また,同日開催された政府特別講演「宇宙戦略基金の進展と将来戦略」では,オーガナイザーの矢野も登壇し,本OS の内容も踏まえて,政府関係者と意見を交換した.

特集 航空宇宙技術遺産第三号 第5回
  • 荻巣 敏充, 吉田 憲司
    2026 年74 巻7 号 p. 215-218
    発行日: 2026/07/05
    公開日: 2026/07/05
    ジャーナル 認証あり

    低ソニックブーム設計概念実証(D-SEND)プロジェクトは,次世代超音速旅客機(SST)の主要課題であるソニックブーム低減に関する飛行実証を目的としたものである.宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空技術部門が開発した「先端及び後端ソニックブーム低減とトリム飛行を両立する設計概念」の飛行実証は2015年に世界で初めて成功している.その成果として設計ツールと飛行データ等の「データベース」構築及び特許化を通して我が国航空機産業の技術力向上に貢献し,日本航空宇宙学会技術賞が授与されると共に,将来の国際共同開発におけるポジショニング確保にも貢献している.また「低ソニックブーム機体の実現性と推算技術」の成果は国際民間航空機関(ICAO)に提供され,基準策定検討のフェーズアップに直接貢献し,海外研究機関からも高く評価されている.以上より,航空宇宙技術遺産第三号に認定された.

連載 空と宇宙に学ぶ/学生の挑戦
その他
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