日本航空宇宙学会誌
Online ISSN : 2424-1369
Print ISSN : 0021-4663
ISSN-L : 0021-4663
特集 宇宙開発における数値流体力学 第3回
極低軌道衛星の希薄流解析
小澤 宇志
著者情報
ジャーナル 認証あり

2025 年 73 巻 5 号 p. 159-164

詳細
抄録

近年,超低軌道衛星,空気吸込式イオンエンジン,大気圏突入を要するカプセル等,様々なミッションにおいて極超音速希薄流における機体の空力特性評価が重要な課題となっている.つばめ(超低高度衛星技術試験機)は超低軌道を周回・運用する挑戦的・独創的な衛星であったため,高精度に希薄空力特性を評価する必要があった.つばめでは専用の希薄空力データベースを開発することにより,各運用モードにおける姿勢角情報から空力を計算して軌道計算を行うことにより,軌道決定精度の高度化を行った.本稿では希薄空力データベース開発および極超音速希薄風洞(Hypersonic Rarefied Wind Tunnel, HRWT)による希薄空力計測について述べる.

著者関連情報
© 2025 一般社団法人 日本航空宇宙学会
前の記事 次の記事
feedback
Top