北関東医学
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原著
群馬郡医師会エリアでの無床診療所における地域アンチバイオグラム作成の取り組み
宇都木 敏浩山田 敬之野邑 陽二細谷 剛土岐 文彰坂倉 浩一黒崎 成男林 信義水口 滋之
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2025 年 75 巻 3 号 p. 233-237

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抄録

 群馬郡医師会の関与する旧群馬郡エリアで地域アンチバイオグラムを作成した.2022年から2024年の3年間で6診療所から470検体のデータが集められた.グラム陰性桿菌のEscherichia coliは3年間で198検体集まり,年次ごとののアンチバイオグラムが作成できた.グラム陰性桿菌のKlebsiella pneumoniaeとグラム陽性球菌のEnterococcus faecalis,Streptococcus agalactiaeは3年間の総計でアンチバイオグラムを作成した.Escherichia coliの抗菌薬に関する感性率は,Cefaclor(CCL)84.2-90.3%,Cefotiam(CTM)86.7-94.2%であった.Levofloxacin(LVFX)の感性率は71.9-86.7%であり,フルオロキノロン耐性菌は13.3-28.1%であった.Klebsiella pneumoniaeの感性率は,CCL 89%,CTM 92%,LVFX100%であった.2種類のグラム陽性球菌の感性率はAmpicillin98-98-100%であった.地域アンチバイオグラムに基づき適切な抗菌薬の選択を続けていけば薬剤耐性菌を減らすことが可能であると考えられた.

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