北関東医学
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内因性循環作動物質と交感神経活動
吉川 大輔
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1998 年 48 巻 4 号 p. 325-326

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抄録
循環調節に関する新しい物質が次々と発見されているが, 生理学的役割と臨床的意義はなお未解決な点が多い.脊髄穿刺ラット (pithed rat) を用い, 循環調節の主役である交感神経活動を破壊して, 血小板活性化因子 (PAF), 一酸化窒素 (NO) などのショックモデルにおける作用特性を研究してきた.また, 同一の実験モデルで, 電気刺激により, 内因性の循環作動物質を遊離させることが可能である.本稿ではその内容を簡単に紹介する.
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