国際経済
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メガFTAの潮流と日本の通商戦略の課題
馬田 啓一
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論文ID: kk2015.01.u

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抄録
加速するサプライチェーンのグローバル化に伴い, これまでの枠を超えた21世紀型の貿易ルールが求められている。WTOドーハ・ラウンドの停滞によって, そのルールづくりの主役は今やWTOでなく, メガFTAである。日本は, TPP, RCEP, 日EU・FTAなどのメガFTAを通じて, 積極的にルールづくりに参画すべきである。本報告では, メガFTA交渉の現状と課題を検証し, 新たな通商秩序を展望しつつ, 日本が目指すべき21世紀型の通商戦略について論じる。
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© 2015 日本国際経済学会
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