和泉市立総合医療センター腫瘍内科
2018 年 2 巻 12 号 論文ID: e00064
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肺癌の薬物療法について50年の歩みを振り返った。小細胞肺癌は,1970〜1990年にさまざまな戦略が検討されたが,この20年はほとんど進歩していない。非小細胞肺癌では,cisplatinの登場以来,明らかな延命が認められたがその効果は限定的であった。21世紀になって,gefitinibをはじめ多くのドライバー遺伝子変異を標的とした分子標的薬が開発されパラダイムシフトが起こった。そして,免疫チェックポイント阻害薬の登場でさらなる進歩がもたらされている。
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