1999 年 7 巻 p. 34-41
早稲田大学の付属高校である、高等学院・本庄高等学院では現在それぞれにおいて小規模ながら「情報教育」が実施されている。しかし、最近の大学⇔両学院間の色々な会議において「大学入試のない付属高校の特色ある教育として、一貫教育の良さをもっと打ち出せないか?」という話題が出されており、遅ればせながら「情報教育」もそこでの検討課題とすることになった。ここでは、大学教務部の助成金を受けた「教育のオープン化研究会」活動の一端として、両学院の情報教育の現状と検討課題・今後の方向性を報告する。