コンピュータ&エデュケーション
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論文発表
朝鮮語―日本語機械翻訳の評価
―共起レベルの誤訳を中心に―
古閑 恭子
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2000 年 9 巻 p. 120-124

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抄録
古閑(1999)で筆者は、朝鮮語-日本語機械翻訳ソフトウェアを用いた実験で、誤訳を①単語レベル、②共起レベル、③文法レベル、④テクストレベルの4種に分類し、その評価を行った。その結果、誤訳の大半が②共起レベルのものであることが分かった。そこで今回は、この共起レベルの誤訳に焦点をあて、①単語の共起、②文法的共起に下位分類し、さらに、それぞれの誤訳およびそれと共起する単語の品詞、もしくは文法要素を調べた。その結果、共起レベルの誤訳はかなりパターン化されることが分かった。
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© 2000 一般社団法人CIEC
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