コンピュータ&エデュケーション
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論文発表
ネットワーク型学習システムOPUSを利用したフランス語文法教育
山崎 吉朗 高田 祐二赤間 啓之
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2000 年 9 巻 p. 125-130

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抄録
プログラムの知識がない教員でも、Wizardに従っていくだけで高度なコンピュータ教材作成が可能なオンライン・トレーニング・システムを、企業、大学、高校の共同で開発している。このシステムはコンテンツを単純なHTML言語で書くことができ、英語以外の多言語処理が比較的簡単に行われる。また、システムには、過去問題の再利用機能と各生徒の成績管理機能が組み込まれているので、演習の結果をもとに問題を改善し、さらにその結果を再分析することが可能である。この論文では、このシステムの概略を示し、さらにフランス語教育で利用した事例、改善について、具体的に示す。特にデータ分析をもとにコンテンツの改善ができる点はこのシステムの大きな利点なので、それについては詳説する。
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© 2000 一般社団法人CIEC
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