蚕糸試験場新庄原蚕種製造所
1967 年 36 巻 1 号 p. 57-59
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欧7号 (黄繭種) の雌蛾に欧17号 (優性白繭種) の雄蛾を交尾させ, 卵管内に受精卵が出現するか否かを調ぺた。産卵孔焼灼による産卵中絶という不自然な条件下ではあったが, 2個体の蛾の卵管基部に越年卵色を呈する卵がそれぞれ1粒ずつ発見された。しかもその卵は2粒とも孵化し, 飼育の結果は両親の交雑形質である白脚白繭となったので, この卵が受精卵であることが証明された。
蚕糸・昆虫バイオテック
Journal of Insect Biotechnology and Sericology
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