農林水産省蚕糸試験場
1985 年 54 巻 4 号 p. 297-299
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家蚕の5齢期に幼虫ホルモン剤を1回投与することにより, 繭重および繭層重が増加することはこれまでの報告で明らかにされている。しかしながら, 5齢期1回の投与では通常, 10%程度の増加に留まっている。今回の実験では, 3齢から5齢期中に幼若ホルモン剤を複数回投与することにより最高26%の繭層重の増加がみられた。この結果は新手法として今後検討され, 実用に利用可能なものと考えられる。
蚕糸・昆虫バイオテック
Journal of Insect Biotechnology and Sericology
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