東北大学工学部
東北大学非水溶液化学研究所
1961 年 18 巻 193 号 p. 320-325
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PVA主鎖中の構造が, PVA製造の, いかなる工程で主鎖中に導入されるかを検討した結果, の増減に影響するものとしては原料VAcモノマー中のアルデヒドの増減, 重合の際にVAcモノマーの加水分解, エステル置換に影響を及ぼす条件, すなわち溶剤の有無, 種類, 触媒の種類, これらの組合せなどが考えられる。特に触媒分解生成物が酸性でモノマーに可溶な場合で, しかもVAcをSolvolysisする溶剤の系では著しい。したがって製造条件がPVAの熱処理時の着色的に根本に影響を及ぼすことになる。
合成繊維研究
高分子論文集
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