α-フェニルマレイミド (PMI) 類が容易に光二量化体を与えることを利用し, 以下のような方法でPMI基を持つ感光性樹脂を合成した. a) P-アミノスチレンの共重合体とフェニルマレイン酸無水物との反応, b) ポリスチレンあるいはポリ (ベンジルメタクリラート) とN-クロルメチルーα-フェニルマレイミドのフリーデルークラフツ反応, c) 無水マレイン酸の共重合体とN- (2-アミノエチル) -α-フェニルマレイミドとの反応, d) ポリビニルアルコールとN-ク-ルメチル-α-フェニルマレイミドとの反応. これらの樹脂は410nmまでの波長に感光し, 高感度を示した. また, 増感剤や樹脂の保存安定性についても調べた.