高分子論文集
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エチレンープロピレンゴムをブレンドしたポリプロピレンの組成がタフネスに及ぼす効果
石川 優杉本 昌隆畑田 浩一
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1996 年 53 巻 1 号 p. 8-14

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抄録
ポリプロピレン (PP) をマトリックス樹脂, エチレンープロピレンゴム (EPR) をモディファイヤーとしてブレンドした耐衝撃性ポリプロピレン (HIPP) の射出成形試料について, PPの分子量そしてEPRの粘度がHIPPのタフネスの大きさに与える影響について, ひずみの拘束による高分子材料の変形と破壊機構を基礎として検討した. 高分子量のPPを用いることによって生じるタフネスの改善はマトリックス樹脂のPPのフィブリルの強度の向上による効果が大きい. PPとEPRの粘度の差が小さい場合, 射出成形によって配向したモディファイヤーは降伏応力の増加をもたらす. その結果, このHIPPでは応力集中の大きさが増加し, タフネスは低下する.
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© 社団法人 高分子学会
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