高分子論文集
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ホルムアルデヒド架橋ゼラチン膜の形成とその特性評価
前田 拓也元吉 治雄
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1996 年 53 巻 2 号 p. 155-157

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抄録
ゼラチン乾燥膜をホルムアルデヒド蒸気に曝露することにより架橋して耐水性を付与した生分解性プラスチックを調製し, 蒸気との反応時間が膜の物理的特性, 化学的特性, および生分解性に及ぼす影響を調べた. 架橋反応は膜表面から内部へ進行し, 反応時間によって水に対する溶解性が変化した. 生分解性を反応時間を変えることによってコントロールできる可能性が示唆された. 物理特性は, 架橋結合形成の影響をほとんど示さなかったが, 吸湿により変化することが認められた.
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© 社団法人 高分子学会
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