要 旨 学生は在学中にさまざまな講演を聴く機会がある。学生が講演を聴いた後その内容をまとめなおし記録しておくことは、学生の基礎的能力を養うことができると同時に、電子ファイルとして保存しデータベース化しておくことで、いつでも簡単に検索して呼び出し、その内容をふりかえることができるため、講演をより有意義なものにすることができる。今回マイクロソフト社のデータベースソフトであるアクセスを使って、学生が講演内容をまとめ、記録しておく講演内容記録データベースを作成した。システムの作成には、アクセスのマクロを利用した。本報告では、データベースシステムの基本作業である入力の部分を中心にシステムを作成したが、今後クエリーを利用し、データベースに対する検索などの機能を追加すると同時に、出力部分を充実させ、学生にとって講演がより価値あるものになるようなデータベースシステムに発展させたい。