2022 年 43 巻 p. 3-20
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小林(2020)で明らかにした高年世代の女性の文末形式の多様性について、疑念表明の表現としての「かしら」「かな」「かね」の使用の状況を考察した。その結果、「かしら」と「かな」の使用については話者と相手の関係・談話の場・話題などによって決定されていること、「かね」については、「かな」への中性化の中で、特に「語りかけ」の意図を含む場合に使われていることがわかった。
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