交通学研究
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道路交通法改正の経済効果-民間委託導入による路上駐車の削減と最適な駐車政策-
田邉 勝巳
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2009 年 52 巻 p. 171-180

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抄録
2006年6月に施行された道路交通法改正により、違法駐車の取締り業務の一部が民間委託され、取締りが強化された。東京都で最も早く民間委託が導入された地域の取締りは2年間で5倍以上となり、主要路線の合法駐車を含む路上駐車(二輪車を除く)の台数は58.9%減少した。外部費用の削減額は年間81億円程度と試算され、委託費を十分に上回る成果を得ている。現時点で道路交通法改正の費用対効果は高いが、最適な取締り水準、民間委託導入の程度など、多くの政策課題が残されている。
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© 2009 日本交通学会
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