関東東山病害虫研究会報
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畑作物・野菜の病害
千葉県のナバナ圃場における根こぶ病菌のレース分布に及ぼす温度の影響
久保 周子 清水 健河名 利幸
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2022 年 69 巻 p. 27-29

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抄録

千葉県南房総地域の特産野菜である食用ナバナでは,根こぶ病の発生が問題となっている。2012 〜 2015 年にアブラナ科作物を対象に実施された県内における分布調査により,病原性の異なる 4 つのグループ(G1 〜 G4)のうち,G2 および G4 が存在すること,県南部は両者が混在し,県北部は概ね G4 であることが明らかとなっている。G2 が県南地域に多く分布している要因を明らかにするため,根こぶ病菌 G2 および G4 のナバナ根こぶ病 の発病に影響すると思われる諸要因を検討した。その結果,G2 と G4 の病原性は異なるが,いずれも菌密度および管理温度が高いほど発病が多く,特に温度が高いほど,菌密度の影響を受けやすいことが示された。G2 と G4 で温度の影響が異なる傾向は認められず,県南部に G2 が分布する要因として温度が影響した可能性は低いことが推察された。

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© 2022 関東東山病害虫研究会
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