関東東山病害虫研究会報
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千葉県におけるハスモンヨトウの薬剤感受性
本間 宏基
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2004 年 2004 巻 51 号 p. 155-158

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抄録

ハスモンヨトウの4齢, 5齢, 6齢の幼虫に対して, 30種類の市販殺虫剤について常用濃度で食餌浸漬法による食毒効果を求めた。死亡率90%以上を示し実用性を認めた薬剤は, 6齢幼虫に対しては, PAP乳剤, イソキサチオン乳剤, EPN乳剤, クロルピリホス乳剤40, チオジカルブ水和剤75, エマメクチン乳剤, クロルフェナピルフロアブル剤, 5齢幼虫に対しては, 上記以外に, アラニカルブ水和剤40, ゼンターリ顆粒水和剤であると判断された。4齢幼虫に対する実用効果についても検討した。

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