関東東山病害虫研究会報
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神奈川県内のネギとタマネギにおけるアイリスイエロースポットウイルス (IYSV) の感染状況
植草 秀敏草野 一敬小川 潤子深澤 智恵妙野村 研鯉沼 咲衣折原 紀子鈴木 誠
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2005 年 2005 巻 52 号 p. 31-34

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抄録

トルコギキョウ及びアルストロメリア等に発生の認められるアイリスイエロースポットウイルス (IYSV) について, 感染源植物の調査を行ったところ, 神奈川県内のほとんどの地域でネギ及びタマネギにIYSVの感染が認められた。2004年5月の神奈川県農業技術センター圃場のネギにおけるIYSV感染率は5割であり, 9月では若干感染率は高くなるが大きな変化はなかった。この圃場より10月に本ウイルスの媒介昆虫であるネギアザミウマを採集し, 媒介率を検定した結果, 一割以上が媒介能力を保持していた。IYSVによる被害が懸念される植物は, 感染源として周辺のネギ及びタマネギほ場からネギアザミウマの侵入に注意が必要である。

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