関東東山病害虫研究会報
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農薬飛散低減法によるナシ黒星病および輪紋病の防除効果
冨田 恭範田代 定良藤田 俊一湯浅 一康
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2007 年 2007 巻 54 号 p. 187-189

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抄録
ナシの病害虫防除では, 薬剤散布にスピード・スプレーヤ (S・S) を使用するのが一般的である。農薬飛散低減対策として, S・Sの送風量を慣行 (465m3/min) から半減 (260m3/min) し, 慣行ノズル (コーンノズル) を飛散低減ノズル (DLコーンノズル) に交換する農薬飛散低減法を導入した散布を実施した結果, 主要病害である黒星病および輪紋病に対する防除効果は, 慣行送風量 (465m3/min) および慣行ノズル使用時の散布と同等であった。
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© 関東東山病害虫研究会
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