東京学芸大学
2013 年 80 巻 4 号 p. 414-426
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日本の教員養成政策の錯綜は、人格的諸要素を帯びる教師像と日本の大学教育の隔たりに根ざす。一方、「開放制」の拡散とネーション・ワイドな管理の不充分さは、日本の教員養成プログラムを担う各大学に「絞り込み」を行わせている。昨今の課程認定の運用強化は質保証策としての欠陥を持ち、弊害が大きい。ゆえに今後の教員養成改革を考える際には教員養成教育の内実と、各大学の主体性を尊重することが望まれる。
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