常磐大学人間科学部
2004 年 8 巻 p. 35-44
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本稿は、1947 (昭和22) 年の学習指導要領(試案) をもとに我が国の戦後の学習指導の特質について考察、吟味したものである。この我が国最初の学習指導要領は、「生きる力」 を重視し子どもの自己活動に力点を置いた生活経験主義の教育であったが、このことは現在の我が国の教育の方向性として示されている「生きる力」 の育成の教育に示唆を与えるものである。学習指導の要である学習内容の習得といった視点からは問題が浮き彫りにされた。
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