杏林大学医学部精神神経科学教室
1973 年 4 巻 2 号 p. 81-88
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出生順位に関する研究は, 精神医学, 心理学, その他広い領域に亘つて行なわれているが, その研究手段として用いられる統計的推測の考え方や手続きは, いくつかの代表的な研究においてさえも誤つて用いられているものが多く, 再検討の必要がある。著名なC. Schoolerの研究は多くの研究者達がおかす共通の誤りを示す好例であり, 彼の研究をとりあげて推測統計学の立場から, その考え方や手続きの誤り, 殊に, 誤差の評価について論評した。
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