2022 年 2022 巻 52 号 p. 103-118
「水の科学」の講座を選択科目として開講して20年近く経過した。教科書や文献の輪読にとどまらず、グループ活動、チームラーニングによる水の試飲会、個人の発表会など積極的にアクティブラーニングを取り入れることにより、受け身の姿勢から能動的な学生の学びモードへの切り替えを促してきた。今回は、水の科学でこれまで取り組んできた教育内容、アクティブラーニングの効果について学生のコメントを紹介しながら報告する。さらにコロナ禍の影響でのオンライン授業の試みについて報告する。