蝶と蛾
Online ISSN : 1880-8077
Print ISSN : 0024-0974
房総北部に於けるウラナミシジミ : (4)個体変異
根本 末
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1963 年 13 巻 3 号 p. 68-71

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抄録
昨年(1961年)は7月2日落花生畑に初見から,12月初旬に姿を消すまでの間に成虫の大きさは非常に変化がある.又移動径路を知る手懸りとして斑紋が参考となるかと考えて約700について見るに波状紋の変化の多いことに驚いた次第である.特に個体差に就いては資料も少く今後研究を要する問題であるが,敢えてここに報告してウラナミシジミに関ノ白を持たれる方々のご研究をお願いしたい.
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© 1963 日本鱗翅学会
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