日本物流学会誌
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トラック集配経路の総重量距離による評価
栗原 和夫
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2005 年 2005 巻 13 号 p. 185-190

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抄録

運輸部門のCO2排出抑制の為の方策の一つである集配経路の見値しに関して考察した。自動車からの排出ガスには、CO2 (炭酸ガス) 、NOx (窒素酸化物) 、SPM (浮遊粒子状物質) 等があり、排出状況の社会実験もなされている [文献3] 。本論文では、国土交通省のCO2排出係数に関する資料 [文献1] に基づき、総重量距離 (t・km) を評価基準にした集配経路を考え、最適経路を見出す近似計算と実際への適用を論じた。

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