日本物流学会誌
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物流におけるGIS活用の現状と今後の課題
増田 悦夫
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2005 年 2005 巻 13 号 p. 191-198

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抄録
紙地図の電子化 (ディジタル化) に伴い位置に関する情報と地図とを結びつける地理情報システム (GIS : Geographic Information System) の研究開発が活発である。物の移動を基本とする物流とも深く関連するため無視できない技術のひとつである。本論文でF、まず物流分野において果たすべきGISの役割を整理し、これに照らして現状のGIS活用レベルを検証した。更に、その結果に基づき、今後期待される活用例として一般消費者向け配送サービスの実現支援、貨物の流れ量の分析支援、配送トラブルの原因分析支援などを提案した。
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