京都大学経営管理大学院
2023 年 3 巻 1 号 p. 1-13
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経営会計の領域において、理論と実務のギャップを乗り越え、両者の間に善循環を構築すべく構想された研究アプローチとして、臨床会計学がある。臨床会計学では、経営会計の専門家を臨床家として位置付け、学問的知識と実践的知識を結びつける臨床的知識に注目した研究を進める。本稿では、臨床的知識に接近する方法のひとつとしてケーススタディをとりあげ、一般的なケーススタディに対して臨床会計学に基づくケーススタディの特徴を解説する。
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