マツダ技報
Online ISSN : 2186-3490
Print ISSN : 0288-0601
特集:新型MAZDA3
新型MAZDA3 サウンドシステムの開発
六浦 潔若松 功二山中 尋詞平尾 幸樹西嶋 孝祥手島 由裕
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2019 年 36 巻 p. 119-124

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抄録

新型MAZDA3では,マツダが考える音響性能の理想を定義し,量産性を見据え機能配分しスピーカーユニット,レイアウトを一新した。理想の音響性能を追求するため,CAE技術による車室内の音場特性の可視化を行いスピーカーユニットの最適な配置場所を見出した。容量3リットルのバスレフ型ウーファーのカウルサイド配置と,スコーカーとツィーターのドア上部への配置をベースとするシステムで,新型MAZDA3のサウンドは新世代商品群のリードとなる車種にふさわしい音響性能を実現した。本稿では,その内容について紹介する。

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